食品添加物の常習性について(その4)

超加工食品は依存性について

超加工食品はなぜ食べられているのでしょう?                         まず、あげられるは手間と時間がかからず、多忙な日本人にとって大変魅力的な食品だという点です。コンビニに行けば、その時の好みに応じて色々な商品を選ぶことができます。私も以前はよく利用して重宝していました。                                      なぜ利用していたかの理由としては確かにすぐに食べれることも要因ですが、「美味しい」と思っていたからです。これは超加工食品のうまみは非常に強いため、脳が覚えていて、また食べたくなる心理になるからと言われています。脳が逆らえないのは正しい知識が無い事もあげられますが依存性を考えると、タバコ、お酒、砂糖などの依存性と変わらないか、もしくはそれ以上の影響力も考えられます。現代の日本人は超加工食品を食べる機会が多く、このうまみを常に摂取し、快楽を得ている状態なのかもしれません。                                        またスナック菓子、カップラーメン、ファーストフードなどの食品に使われている添加物は実は家庭で使われている「だしの素など」に使われており、日常から超加工食品の添加物の味に包まれ、美味しいと感じているのです。超加工食品のうまみを作り出しているものは主に「食塩」「化学調味」「たんぱく加水分解物」と言われています。例えばこの3つにかつおエキスを加えれば「かつお風だしの素」、ポークエキスを加えれば「とんこつ風スープ」、ガーリックパウダーや砂糖をまぶせれば「スナック菓子」になります。現代人のほとんどは家庭や食堂での食事ですでに添加物の使用している料理を口にしているのです。

情緒不安の作られかた

日本人の肥満化、特に子供たちの肥満は単純性肥満といわれ、これは摂取エネルギーが消費エネルギーを上回るために起こるものです。これは食事のバランスの悪化が原因で、糖質、脂肪、塩分の過剰摂取からなるものです。前回までの投稿を読んで頂いた方ならお気づきだと思います。過剰摂取は添加物による味覚障害から起こります。子供たちは超加工食品を食べて肥満化、そして更に病気のリスクが高い身体を知らず知らずのうちに作ってしまっているのです。子供たちは学校の売店やコンビニの菓子パン、ファーストフードのハンバーガーなどの摂取する機会が多く、家庭では親が仕事で忙しためにお惣菜や冷凍食品やお菓子などの摂取が高まっています。ジュースの好きな子供はペットボトルのジュースを1日1~3本飲みます。食が人の心身を作るのであれば、間違いなく糖分、塩分、脂肪の過剰摂取と添加物の過剰摂取と考えられます。このような食事で情緒不安(イライラ)がおき、キレる子供が増えている現状です。しかし、現在、学校給食などを見直す状況が生まれています。これは超加工食品を止めたり、減らすことにより、子供たちの様子が変わり、落ち着いてきたり、集中力が生まれてきたとの現場の教師や親御さんの話からです。添加物の過剰摂取や複合摂取について良く科学的な根拠は不明などと聞かれますが、単体で疑われているものが複合になっている事を考えれば、想像するまでもなく結果は悪い方へと動くのではないでしょうか。専門家は利権が強すぎて分かっていても誰も言えないのではと疑いたくなります。                                      「添加物は病気を作る疑いあり。病気になれば医療や抗がん剤の需要が高まる。添加物を使用して病人を作り出せば、両方からの利益を得ることができる。利権の上では一つに繋がっている」考えたくないですがあくまでも妄想です。 「人は食べものからできている。」よく聞かれる言葉ですが現代は深くこの意味を考え、私たちがなにを食べているのか知ることが重要ではないでしょうか。「病気は食べ物からできているのでは」

次回、現代の「だし」とは。

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