日本の食品添加物の現状について(その1)

今回は添加物と超加工食品について私の調べた情報をもとにお伝えいたします。

私たち日本人はいったいなにを食べているのだろう?

超加工食品とは加工食品のさらに上をいく加工がされた食品のことを言います。私たちの周りにある大量生産のファーストフード、インスタント食品、菓子パン、コンビニやスーパーのお弁当やお惣菜、スナック菓子、清涼飲料水など、比較的安価で手に入りやすく、すぐに食べれるように加工されている食品を指します。現在の日本は残念ながら世界的に見てもこうした超加工食品が非常に多い状況です。理由の一つは日本がコンビニ大国だからです。日本のコンビニの売り上げは他国と比べても大きいのが現状です。そのコンビニで売られている商品のほとんどが超加工食品となります。おにぎりは和食だから大丈夫と思われる方も多いのではと感じますが、コンビニなどのおにぎりは添加物があたりまえに使われており、健康食品の判断が調理法などではなく、その食品の原材料が健康の判断基準となる商品となってきている状況です。 また、ヨーロッパではコンビニは無いそうです。なぜコンビニが無いかはよくわかりませんが要因は色々あると思います。でも彼らは声を出して受け入れられないものに対して「NO」を表明し、デモを行ってきた民族です。食に対する重要性を意識し、利権などの悪事に対しての感度が日本人よりも強いのかもしれません。自分たちが食べるものは出来るだけ自然の状態に近く、添加物などが入っていない物を家や行きつけのレストランなどで食べたいと言う思いがあるのかもしれません。

食品添加物の集合体が超加工食品であり、健康を脅かす食品です。食事の乱れとは食べ物の素となるものの乱れだと思います。

食品に含まれている見えない添加物とは

例えばスーパーやコンビニなどで売っているお惣菜です。このお惣菜のほとんどがスーパーで作っているのもではなく、中国産の食品です。大きな袋から小分けして、商品にして売っています。普段自分で料理している物に安定代や防腐剤は使用しないので、購入時に思いも付かない商品ですが、スーパーやコンビニで買うお惣菜は1品目につき20種類以上の添加物が使われているのが普通なのです。

食品添加物には表示されない「見えない添加物」が存在するからです。まず原材料の段階で使用された添加物は表示が省略できます(キャリーオーバー)。また表示されている添加物でも、同じ目的のために使われるものは一括して表示してよいことになってます。ですから、実際に使われている添加物の数はそれより大幅に上回るのです。例えば食品の変質、変色を防ぐ「㏗調整剤」ですが、これはクエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、フマル酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、などの集合体のことで、通常は4~5種類使われています。それぐらい入れないと効果がでないのです。またよく見られる表記の「調味料(アミノ酸等)」がありますが、これもグルタミン酸ナトリウムや5‘-リボヌクレオチド二ナトリウム、コハク酸二ソーダなど。「乳化剤」はグリセリン脂肪酸エステル、カゼインナトリウム、レシチンなど。その他、「酸味料」「加工デンプン」「香料」など多くが一括表示です。この一括表示の法律を使い大量に添加物を使うメーカーや輸入商品などは添加物の表示を少なく見せることができ、嘘の安心感を与える事ができるのではないでしょうか。現在の法律がどのように作られているのかを考えると、添加物を作った人やそれら商品を作る国(輸出国)が法律を作っているのでしょうか。誰が添加物で儲かっているのでしょうか。

もちろん食品添加物はすべては排除したほうがよいものです。

イギリスにはたった21品目しかないのに、日本には70倍以上の約1500種類あります。まさに食品添加物王国です。その膨大な数の食品添加物の中で特に注意したほうが良いのが、ハム、ソーセージなどの加工肉に使われている発色剤「亜硝酸塩」です。これが胃酸と混ざるとニトロアミンという猛烈な発がん性物質になります。体内にニトロアミンが溜まる場所は、胃と直腸で長時間にわたり滞留します。添加物を使用しているベーコンやコンビニのフランクフルトなどは避けた方がよいと思います。またカップラーメンなども加工品なども大量の添加物が使用されています。

なぜ世界では禁止されている添加物が日本ではあたりまえ使われているのでしょう?まず一人一人がわかる範囲で商品を確認し、できる範囲で商品を選択しなが自己を守り、そしてこれからの日本の未来のを守るために不必要なものは対しては「拒否する」行動が必要な状況にきているのではないでしょうか。みんなで行動し、未来の日本を守っていきたいと考えます。

次回、添加物は悪魔の詐欺薬。

超加工食品のつづき。

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